2008年03月11日

転職の現場

転職の現場にいると色々な状況に遭遇します。まさに、バンコックの夕暮れ時のように、個人情報が大渋滞しているイメージで、色々な出来事がクラクションを鳴らしながら行きかっていきます。
「王様の耳はロバの耳~」と叫ぶためのほら穴を正直、掘りたくなることがあります。ただ、リクルーターたるもの、ここはやはり個人のご事情を聞いてしまった以上、ほら穴に頭を突っ込むわけにいかず、目の前にある難題を解決することに全力を尽くすことになります。
企業から求人の依頼があった前日に、当のポジションにいる方から転職相談の依頼を受けることはしょっちゅうです。採用依頼をいただいた新規クライアントから聞くその会社の社内事情の話と、たまたま採用依頼をいただく数日前に出会った、その会社で働いている方が語った社内事情に大きな隔たりがあることも、しょっちゅう起こります。
人の口に戸を立てることは難しく、社長さんであっても、部長さんであっても、ギリギリ、スレスレの情報をもらしますし、私たちリクルーターは、それらを聞きながら、どの情報を心に留め、どの情報を聞き流すか、常に考える必要があります。
立場が変われば、物事のとらえ方が変わることは、ビジネスにおいても当然のことなのでしょう。社長と平社員では、会社の現状認識が違うはずです。
転職の現場は、主観的なマッチングの現場であり、さまざまな利害もぶつかり、誤解や思い込みがたくさん存在しています。人々のさまざまな事情をヒアリングしながら、どこかで落としどころを決めていく、そんな仲裁役的な役割をリクルーターがはたしていることも多いようです。

コメントを投稿