リクルーターの仕事は、向き不向きがはっきりしています。他の仕事と比べて、なり手も多い反面、やめていく人もかなりの数がいます。20代前半でなる人もいれば、定年間際に、突然志す人もいます。少なくてもいえることは、興味を持ってくれる人が多い仕事であることは確かなようです。
「柔らかいから強い」
私は、これがリクルーターの向き不向きのポイントでないかと考えています。リクルーターとは、サービス業のきわみだと思うのですが、ようは自分が接する相手のビジネスマンの方々(それが採用企業だろうが、転職を意識する個人であろうが)にどう満足してもらえるか。相手の方のナイーブな気持ちにやさしく寄り添い、固まった心があれば、それをほぐしてさしあげること。相手に無理強いをするのではなく、時に新しい気づきが生まれるように、背中を押して差し上げることもありますが、基本的には、やさしさがあり、採用のプロセスを裏でしっかり支えていく、タフな精神力のようなものが、相手の方に安心感を与える、そんな気がします。どんない正しいことでも、親身になってくれる人、信頼できそうな人からの提案でないと、人は耳をふさぎたくなるもの。ここに、リクルーターという仕事の難しさがあるように思います。
一方、リクルーティング業そのものは、ビジネスモデルが単純な上、初期投資も少なく、需要が今も拡大を続けています。フィーも高く粗利が大きいとなれば、参入障壁も低くなります。このため、国内外から参入はあとをたちません。最近では、第二新卒を大量に採用して、安い人件費で極端な猛烈営業をする、そんなリクルーティング会社が市場にいくつも参入してきました。数を打てば、それであたるというスタイルは、人さまの人生をビジネスのネタにしている人材ビジネスのやり方としては、デリカシーが足りず、当然ながら、サービスの内容はひどいものだそうで、こうした投げれはとても残念なことです。
実際、潜在的にリクルーティングビジネスに興味を持っている人たちは多く、大量に定年を迎えている団塊の世代を含めて、まさに、リクルーター人口は今も急拡大中です。いまや人材ビジネスとは、ものすごく競争が激しいビジネスといってもいいでしょう
知識がある、能力が高い、経験豊富、、、どれもビジネスマンとして成功する際に必要な条件かもしれません。ただ、リクルーターという仕事は、他の色々な仕事と比較しても、まずは「適性があるかどうか」いうハードルがとても高いように思います。その証拠に、長く続けている人、売上成績のいい人、評判のいいサービスを提供している人、これらをすべて持ち合わせているリクルーターは、まだまだ業界に少ないというのが現実です。
私もリクルーターのはしくれとして、もっともっとがんばらなきゃなーと、ブログを書きながら、ふと考えてしまいました。