本日、8月30日は投票日。与党のいろいろな思惑もあり、長い選挙準備期間があったわけですが、今回特に目立ったのは、与党による「ネガティブキャンペーン」でした。とくにユーチューブ上で流された数々のアニメ調のCMは、新しい試みであったため、視聴者数もかなり伸びたようです。
一方、日本ではまだ珍しい「ネガティブキャンペーン」という手法は、どのような効果をもたらすのでしょうか。たとえば、今回、同じ時期に酒井法子さんの逮捕、そして連日、過ちを犯した個人をバッシングする報道が続いています。元人気アイドルの凋落という話題性はわかりますが、しつこい報道にはほとほと辟易としている視聴者も多いのではないでしょうか。まったく性質の異なるネガティブキャンペーンですが、酒井法子さんがバッシングされている各社の報道姿勢と、与党の一方的なネガティブキャンペーンが重なって見えてしまいました。
このようにネガティブキャンペーンというのは、短期間で見ると、それなりに効果があるかもしれないのですが、長期化してくると、逆にネガティブキャンペーン自体に疑問が生じてくるように思います。総理大臣の職を何度も投げ出した与党が、なぜいまさら「責任力」を強調できるのか。人の批判をするときは、よほど注意してやらないと、結局、自分にその批判の矛先が跳ね返ってくるように思うのです。
日本人、そして日本の風土の中では、今後もあまりネガティブキャンペーンは効果がないのではないか、とくに政治の世界では効果が少ないのではないか、今回の状況を見ながらそんな気がしました。今日、自分が投じた一票が、新しい日本の未来につながるよう、これからも政治への意識を高めていきたいと思います。