GWの疲れを癒すために先週の一週間があったように感じているのは、私だけでしょうか、、、ただようやくいつものペースに生活が戻り、週後半はホットヨガに行って汗を流しました。やっぱり、これ以上効率的に汗をかく手段を僕は知らず、いつもながらホットヨガは満足度が高いですね。
さて今回は「採用の真剣度」というテーマで書いてみます。実際、外資系企業の採用には多くのドラマがあるなと感じています。ある程度の期間、エージェントという立場で採用の仕事をやってくると、エージェントといえども、人事部長とまったく同じ視点で採用候補のビジネスマンを見るものです。つまり、エージェントも人事部長の考えがよくわかり、共感をすることが多いというのが、実際のところです。
一方、リクルーティングそのものをビジネスとしているエージェントの場合、採用の実現は売上であり、会社によっては、その売上が本人の収入に大きく直結しています。ゆえに採用を決めることに対するエージェントの情熱(執念?)は、もしかしたら人事部長の方々よりも強いように、一般的に見えるかもしれません。そこが見透かされるがために、なかなか人事部長とエージェントが、信頼に基づいたパートナーシップを組めていないような気もします。(残念ですが。)
ところで、エージェントの仕事を一定の期間してくると、実はそんなにがむしゃらに候補者をある求人に押し込もうとしなくても、ちょっとした工夫で自然と採用は決まるものであることに気がつきます。そんなエージェントは、売上も安定し、それなりに満足できるだけの収入を得ているものです。
そのポイントというのが、エージェントの立場で言うならば、人事部長の「採用の真剣度」を理解することなのです。なんて不謹慎な!と思う方もいるかもしれません。採用を真剣にやらない人事部長なんていない!とお叱りを受けるかもしれません。もちろんその通りですが、私が言いたいことをもう少し具体的に書いてみます。。
色々な企業の人事部長の方々とお付き合いしてきましたが、実は、人事部長の方々の中にも、「採用に対する真剣度」が非常に高い企業と、意外にそうでもないな、と感じるケースの2パターンがあることは事実なのです。
ポイントは、「採用の難易度」なのです。まれにすべての求人に対して難易度が高いという不運な企業(多くのビジネスマンが働きたくないと思う何かをはらんでいる企業)で採用に取り組んでいらっしゃる人事部長もいらっしゃいますが、多くの場合、求人のポジションによって難易度の高いタスクを抱えていらっしゃるものです。つまり、簡単な求人もあるし、採用が難しくて難航する求人があるということです。
一人のエージェントとして人事部長と接する場合、企業が簡単に採用できるとたかをくくっている求人については、「採用の真剣度」が低く見えるものであり、エージェントはあまり本腰を入れてやろうと思わないものです。(逆にエージェントでここがわかっていない人は、まだ経験が浅いか、おそらくあまり売り上げを上げていない可能性があるでしょう。)
逆に、人事部長の頭を悩ます求人の採用を依頼していただいた場合、「採用の真剣度」を実感する瞬間です。このような求人に、本来エージェントは注力すべきであり、それは人事部長にとっても、メリットが大きいと思うのです。
ある意味、これだけエージェントが世の中に多数存在しているときに、誰もが簡単に取り組める採用なんて、ほとんどエージェントとしての存在意義は薄まっていますし、30-35%ものフィーを頂く価値のないサービスだといわれても、反論はないのかもしれません。
一方、やはり色々な理由で採用が難しい求人はあります。もちろん理不尽な理由で採用を難しくしているような求人に、エージェントは成功報酬で取り組んではいけないと常日頃僕は考えていますが、そうではなく、人事部長の「採用の真剣度」が高い難しい求人であれば、そんなときこそ、エージェントは腕の発揮のしどころでしょう。
そんな求人には、堂々と35%のフィーを請求させてもらってもいいのではないかなと、思ったりもしています。