「採用」って、本当に大変な仕事だと思います。「取ってみなければわからない」という人事部長の本音を聞くと、「それももっともだ」と思うことがあります。結局、採用にはリスクがあることから、出身企業はどこ?タイトルは何?経験とスキルは大丈夫?など、これらのチェック項目を確認して、採用をしているのだと思います。ただ「人間ってそんなにタンジュンなものではない」というのも真実であり、やる気があるかどうか、人とうまく働けるかどうか、責任感があるのかどうか、コミットできる人かどうか、良識ある人かどうか、バランス感覚があるのかどうか、このあたりを面接で見抜くことは至難の業です。
ただそうは言っても、やはり採用の成否が企業の成長に大きな影響がある以上、なんとか採用の成功を実現する必要があり、そのための方法として、僕がリクルーターとして提案したいのは、面接の際に候補者の人に「頭と心をフルに使わせること」です。具体的には、その人の人となりや、責任感、決断の仕方などの特徴が感じられるように、候補者がその場でかなり頭と心を使って回答しなければならなくなるような質問をぶつけてみることだと思うのです。その質問に対して、果敢にチャレンジして、どうにかして納得させるだけにの答え方を出来た人は地頭のいい人であり、責任感もあり、やる気もあるのではないでしょうか。こういう人のみを、最終的に採用したらいいのではないかと思うのです。
いくつか僕なりに考えてみましたので、ご参考になればと思います。もし人事部長の皆さんに良い面接質問の例をお持ちでいらっしゃいましたら、ゼヒ共有してください。
1)入社後、今とは違う仕事を担当してもらうことになったら、あなたはどうしますか。
2)入社後、自分の希望する給料レベルまでなかなか給料があがらなかったら、あなたはどうしますか。
3)入社後、上司が変わり、会社の方針が少し以前と変わってきたとしたら、あなたはどうしますか。
尚、実は上の3つの質問、リクルーターとして転職を希望する人たちとお会いしていると、もっとも頻繁に聞く転職希望理由です。この質問を採用時に本人にぶつけてみて、それに対してどう本人が答えるかを聞いておくことには、その人の入社後のパフォーマンスをはかる際のヒントになるように思いますが、人事部長の皆さんはどうお考えになりますか。