賢明な人事部長の皆さんは、面接をする際に候補者のどこを見ているのでしょうか。実際、多くのリクルーターは人事部長さんの性格やら、さらにその後にいるHiringマネジャーの姿を予測して、候補者の方に面接対策のアドバイスを事前に行います。このアドバイスの中味しだいで、候補者のパフォーマンスが劇的にあがることがあります。と、少なくても前向きに信じているぼくのようなリクルーターは、人事部長さんにお呼ばれされた候補者の方に最大限の面接対策をしようと、躍起になるのです。
どんな人にでも当てはまる、ぼくの典型的なアドバイスは次のような感じです。(ちなみに括弧の中は、言いたいけど言わない、いわば心の声です。。。)
・質問に対して、「イエス」「ノー」だけで答えることは避けて下さい。
(そっけない応答にならないように・・・感じ悪いですよ!)
・今回のポジションに「関連する」範囲で、ご自分のことについて話して下さい。
(あまり調子に乗って脱線せず・・・あなたの独演会じゃないんだから!)
・経歴については「正しい情報」を伝えてください。
(質問に対しては、なるべく的を得た答えで・・・経歴にお化粧しすぎると、それって経歴詐称かも!)
・現在あるいは過去の勤務先を中傷するような発言は慎んで下さい。
(その日一番、盛り上がった話はこれって・・・面接はストレス発散の場じゃない!)
・面接がうまくいっていないと思っても、顔に出さないようにして下さい。
(単なる思い過ごしかも・・・これって日ごろの癖だから直せるもんじゃない?)
ある意味、書類選考を通って面接に呼ばれるような方なら、経験やスキルがあるのは当たり前。論理的思考もできて当然。あとはその人の常識感、人間的魅力、そしてやる気しだいで採用は決まるという感じもします。
人事部長さんにとって「望ましくない態度」を候補者の皆さんが取ることがないように、リクルーターは時に勇気を出して、先輩ビジネスマンに対しても、日々、教育的な指導を繰り返すのであります。