2006年09月16日

ヘッドハンターを見極める勘所


「ここ数年で2回ヘッドハンティングを受けましたが、いまひとつ成功とは言えない
転職となりました。良いヘッドハンターを見極める勘所のようなものがあれば教えて
ください。」

こんなメールを頂きました。「良いヘッドハンターを見分ける勘所」、なかなか難し
いご質問です。私自身、まだまだ修行中であり、良いヘッドハンター像を語るにはい
ささか不安がありますが、どのようにしたらビジネスマンの方と良いパートナーシッ
プを組むことができるか、その観点からこのテーマについて考えてみました。

ヘッドハンターとして気をつけるべき基本は次の3つポイントではないでしょうか。
(ここではビジネスマン個人に対する視点に限定しました。)

・ポジティブ/ネガティブに関わらず、フィードバックを必ずすること
・できるだけ早いレスポンスを心がけ、進捗状況の報告をこまめに入れること
・相手の話をよく聞いて、何事も相手の方が共感してくれているかを確認しながら自
分の意見を言うこと

つまり、よいヘッドハンターかどうかを見分ける鍵は、当人のコミュニケーションス
タイルにあるように思います。求人情報は限られたものであり、常に相手が気に入っ
てくれる求人を持ってこれるから、良いヘッドハンターであるというわけでもないよ
うに思います。どんな形でもいいから、相手の方の役に立てることが出来れば、それ
はプロのヘッドハンターといえるのではないかと思います。

実際、ヘッドハンターもビジネスマンであり、経験や見識の違いからくる能力の格差
があります。力のあるビジネスマンであることは、よいヘッドハンターであるといっ
てもいいのではと思います。

一方、転職を検討する方にとって最終的に転職先を決めるのは自分自身です。よって
転職の結果が成功であるか失敗であるか、このことはあくまでビジネスマンご自身の
パフォーマンスや運しだいであり、ヘッドハンターは人様の人生には本来は責任をも
てるものではないと私は思います。つまり、ビジネスマンの転職が成功したから良い
ヘッドハンター、失敗したから悪いヘッドハンターというのは、少し違うのだろうな
と思います。(このような評価基準を持つビジネスマンの方は意外に多くいらっしゃ
います。)

良いヘッドハンターとめぐり合うことは、確かに大切なことだと思います。それはあ
くまでよいパートナーにめぐり合う大切さであり、ビジネスマンご自身しだいで相手
のヘッドハンターとのパートナーシップがうまくいくかどうかも決まるのではないで
しょうか。(夫婦関係に似ているかもしれません。)私は、ヘッドハンターの仕事こ
そ、やりようによっては、人様の人生にお役に立てることができると考え、日々修行
をしています。

人事部長の皆さんは、良いヘッドハンターを見分ける勘所を一番ご存知なのだと思い
ます。今度機会がありましたら、一度ぜひご指導いただきたいものです。

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