2009年02月19日

ものごとは変えられる

最近、明るいニュースはとても少ないですが、村上春樹のイスラエルでの演説と、橋本知事が大阪府の予算を黒字にしたというのは、勇気づけられるニュースでした。

とにかく今は、世の中が良くなくて、「どうせ何をしたってムダ」という気持ちになりがちです。大阪府のニュースについても、「でもどうせ、あの赤字は解消できっこない」という声もあります。「しょせん予算じゃないか、まだ実績じゃないし」とも。現に今までの知事は、何もせずに、赤字予算を営々と10年以上続けてきたのです。でも、それでは何も変わらないし、悪くなる一方でしょう。どうせ悪くなるんだからと、ほったらかしにして予定通り悪くなる。これでは何のために生きているのか、と思います。

今さらながら、すべてのものごとは、人間が生み出し、人間が手を下しているわけで、人間の行動が変われば、ものごとは変わります。ただ、人間の行動を変えるのが、難しいだけなのです。

絶望的に見える政治、不景気、会社の経営、そういったものもすべて人の為せる技で、私たち一人一人が作り出しているのですから、一人一人が変えようという気になれば、必ず変わるでしょう。

善し悪しは別にして、かつては小泉首相という人が一人で自民党の潮流を変えたことがありました。だからこういうことは可能なのです。ただ、変えられるという確信と、覚悟と、知恵がないだけです。

日本はこのままだと、悪いことばかりのように見えます。年金は2020年代に破綻するそうですし、労働力は2050年には4割減だそうですし、学力は落ちているし、自殺者は増えるし、云々です。しかし、こういうことも、変えようと思えば変えられるでしょう。

ただ、世の中を嘆くときに「強いリーダーがいなくて」と言う人が多いのですが、誰かに引っ張っていってもらいたいなんていう姿勢では、とても変わらないと思います。

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