2007年08月17日

アンサンブルの貴重さ

私は仕事以外の世界はいくつか限られたものしか持っていませんが、なかでただ一ついまでも
力をそそいでいるのは、音のアンサンブル、、、、つまり少人数のミュージシヤンが集まって音を
出し合い、それが快い「音楽」をつくり上げてゆく楽しみです。

音楽にもクラシックからジャズ、ラテン、リズム&ブルース、これらのミングルされたものーfusion
と呼ばれていますが、それぞれの楽器のplayer が、みずからの音に酔いながら演奏しているよう
に見えますが、決してそうではなく全神経をもって他のプレーヤーのだす音をききわけ、これと
うまく融合した音をだすことに全力を注いでいるのです。

クラシックの世界でのシンフォニーオーケストラの指揮者がまさにそうです。指揮者は自分では楽器を
もたず、つまりみずからの音を出さず、オーケストラを構成するすべての楽器の音を聞き分けながら
それらの見事なアンサンブルを作り出すことに、自分の「音に関する感性」のかぎりをつくしている
のですが、小編成のアンサンブルでは個々のプレーヤーが、あたかも自分が指揮者になったかの
ように、感性のかぎりを美しいアンサンブルの創造にそそいでいます。

目下のところ、週に2回、品川のあるライブレストランでこのような機会をもち、そのつど深夜疲れきって
演奏をおわるのですが、妖しく美しい音を奏でる女性ヴァイオリニスト、哀調をおびた音色でタンゴなどの
ラテン音楽をかなでるバンドネオニストとともに、私自身はアンサンブルピアノとよばれる、めだたずco-
playerの音色を生かしながらの演奏に徹しつつピアノを弾いています。

あえてこのBLOGでアンサンブルの楽しみにふれるのは、おそらくすべての人生の場面に共通する
ものがあるのでは、、、とおもうのと、これに注ぐ情熱は、気力、体力、そして(演奏)能力がそろえば
いつまでも保ち続けられると(気負いつつ)考えるからです。この分野でも同好の方と気持の通い合う
話ができたら、、、、と思っています。

松田弘

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